西国分寺駅前に気になるお店がある。外からチラッとのぞくと、明るい店内にスタイリッシュなディスプレイが。なんとこちらは、はんこ屋さん。はんこについては初心者だが、オーナーご夫婦の温かい笑顔に誘われて入店。
東京都国分寺市泉町2-9-3
042-324-0563
● 営業時間:月~金曜 10:00~19:00 / 土曜 10:00~13:00
● 定休日:日曜・祝日・第三土曜日
● 公式HP:https://www.tenshoudo.jp/
「はんこと言えば、実印・銀行印・認印などいくつかの用途があります。なかでも役所に登録する実印は、セキュリティの面からも、複製されにくい書体のものをお勧めします。」
なるほど、ハンコの書体なんて気にしたことがなかったけれど、セキュリティは重要。三代目店主の藤原英作さんに、実印で最も広く使われている 篆書体(てんしょたい) について教えてもらった。
左が 天章堂オリジナルの「藤原流篆書」、右が一般的な篆書体。この書体を開発し、60年経った今も職人として制作を続けていらっしゃるのが二代目店主、藤原秀春さん。
当時の労働省による「一級技能士全国技能競技大会」にて「グランプリ 労働大臣賞」受賞経験をお持ちの日本を代表する印鑑職人さんだ。
こちらは職人として修業の道を歩み始めた秀春さん17才の時の作品。鑿(のみ)で掘ったという力強い「長楽」という文字から、若い情熱があふれている。
ハンコ選びというと "手彫り" というキーワードに目が行っていたけれど、今後はむしろ "書体" にこだわりたい。そうだ、娘もちょうど二十歳になるし、お祝いにはんこをプレゼントみようかな。
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\スワロフスキーが輝くこちらの1本は女性に一番人気/
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